日本の砂糖の原点

日本の砂糖の原点

日本における砂糖の歴史    砂糖の歴史は古く、奈良時代にインドから中国(唐時代)を経て、日本に伝わってきたのです。当時の砂糖の価値はとても高く、何の病気に役立てられたのかは分かりませんが、「薬」として認識されていたようです。ちなみにインドでは既に紀元前から食されていたようです。インドと言えばカレーというイメージが強いですが、甘いものに関しても文化は進んでいました。

 

時代が進むにつれ、海外からお菓子が伝わり自然に砂糖の輸入も始まりました。そこでようやく日本でもお菓子作りが始められるようになったのです。それまでは、「果実類」が菓子の役割を果たしていました。菓子を作る際には「柿」の甘さを超えないようにという原則があり、昔の日本人は甘さに対する欲求は果物で満たしていたのです。そして17世紀初頭、日本でもやっと砂糖が製造されるようになりました。原点は「奄美大島」。

 

「直川智」という人物が現在の「黒砂糖」に値するものの製造に成功し、徳川吉宗、新井白石といった人たちが「製糖奨励策」を打ち出し、全国に広まっていきました。